マニュアルモードとオートマチックモードを備える7速ポルシェ ドッペルクップルング（PDK）は、駆動力を途切れさせることなく瞬時にシフトチェンジを完了。いっそう素早い加速性能を実現します。マニュアルモードには、レーシングカーと同じシフト操作を採用。手前に引くとシフトアップし、前方に押すとシフトダウンします。どんな道でもアドレナリンが全身を駆け巡り、まるでサーキットにいるかのようなドライビングを体感できます。

718 Tおよび718 GTS 4.0モデルを特徴づける標準装備の一つが、より小径のGTスポーツステアリングホイールです。（ほかのモデルはオプション装備）スポークはブラック仕上げで、シルバーカラーのインレイがボルトで固定されます。サーキット由来のデザインであり、つねに体感するのはモータースポーツを思わせる刺激的なドライビングフィールです。718 GTS 4.0モデルでは、モータースポーツで実証済みのRace-Texで仕上げられています。また全てのステアリングホイールには、ステアリングホイールヒーターに加え、マルチファンクションコントロール機能をオプションで装着が可能です。スイッチ操作により、メータパネルの4.6インチカラーディスプレイやオンボードコンピュータ、ナビゲーションなどの多彩な機能にステアリングホイール上でアクセスすることができます。

BOSE® Surround Sound System.

ポルシェ車のために専用設計されたオプションのBOSE®サラウンド サウンドシステムは、718 ボクスターと718 ケイマンの室内の音響特性にあわせて最適にチューニングされています。あなたは718モデルで、まるでコンサートホールにいるような体験を楽しむことができます。

Sound Package Plus.

718 ボクスターには6個のスピーカーと出力110W、718 ケイマンには8個のスピーカーと出力150Wのサウンドパッケージ プラスが標準装備され、優れたサウンドを響かせます。ポルシェ コミュニケーションマネジメント（PCM）に内蔵されたアンプは、室内の音響特性に最適に適合しています。

初めて量産されたボクスター（986）は、150kW（204PS）を発生する水冷式の水平対向6気筒エンジンをミッドシップに搭載し、1996年にツッフェンハウゼン工場から送り出されました。軽量かつ俊敏なスタイルは、550 スパイダーや718 RS 60スパイダーという伝説のミッドシップ レーシングカーを思い起こさせるだけでなく、ロードスターのセグメントにおいてパフォーマンスと安全性の新たな基準を打ち立てています。魅力は多くの人の心を掴み、販売台数は16万台を超えました。

ボクスターの誕生25周年を祝うアニバーサリーモデルは、過去と現在をつなぎます。モデルシリーズの始まりを告げる1993年のコンセプトスタディからインスパイアされた1台であるとともに、尽きることのないドライビングプレジャーを象徴する存在です。優れたパフォーマンスと多くの伝統的なディテールによって、アイデアはかつてないほどの輝きを放つとともに、ボクスターが登場した時と同じように強烈な刺激をもたらします。そして1,250台の限定生産が、心の高ぶりをいっそう大きなものにします。