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ポルシェカレラカップジャパン 2020 第7-8戦(富士)予選レポート

ポルシェジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社⻑:ミヒャエル・キルシュ)とポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェカレラカップジャパン 2020シリーズ第7-8戦の予選を、ツインリンクもてぎ(栃木県)で2020年9月19日(土)に開催しました。

天候:曇り 路面:ドライ/ウエット 気温:23度 路面:27度(セッション開始時)

今シーズンは、新型コロナウイルス感染症の影響でレースカレンダーが変更され、4大会全8戦で競われているPCCJ。今回のツインリンクもてぎが今シーズンの最終大会となるが、もてぎでのPCCJ開催は2013年シーズン以来7年ぶりとなり、タイプ991 GT3 CupでのPCCJ戦は初となる。そのため全ドライバーとも予選前日となる9月18日(金)の専有走行では積極的な走り込みを見せる。トップタイムを記録したのは、現在ランキングトップの#24 近藤翼で1分54秒121を記録。2番手は#31 上村優太で1分54秒314、3番手はPCCJジュニアドライバーの#20 石坂瑞基で1分54秒400、4番手は#60 小河諒で1分54秒897と僅差の戦いとなった。プロアマクラスは、現在クラスランキング2位の#98 IKARIがトップタイムをマークしたが、2番手の#25 内山清士との差は0秒171。また、アマクラスは現在クラスランキング3位の#15 神取彦一郎がトップタイムを記録した。

9月19日(土)予選日は、明け方に降った雨は朝までに止んでいたが、PCCJ公式予選開始1時間前から再び雨が降ってくる。その影響で予選は予定から5分遅れの12時35分にスタート。ウエットコンディションの中コースインした11台は、早い段階でタイムアタックに突入していく。2周目にトップタイムを記録したのは#24 近藤で2分3秒938。#60 小河が2分4秒487、#20 石坂が2分4秒873でそれに続く。雨は止んだものの難しい路面コンディションで、ハーフスピンやコースアウトを喫してしまうマシンが出てきてしまう。そのため各車とも早めにピットインをし、マシン調整とともにタイヤ交換をして2回目のタイムアタックに備える。残り10分を切った頃にプロアマクラスの#77 浜崎大が2コーナーでコースアウトを喫して、グラベルに捕まり脱出できないためマシン回収のため赤旗中断に。残り9分25秒で予選は再開されるが、各車とも最後のアタックで前半に記録したタイムをほとんど上回ることができずに予選は終了。結果、ポールポジションを獲得したのは#24 近藤で、「今日の予選は難しいコンディションでしたが、ポールポジションを獲得できて嬉しいです。チャンピオンが掛かっていますので、決勝もこのポジションを守り切って結果を残したいです」と語る。2番手の#60 小河は「もてぎは抜きにくいコースなので決勝はスタート勝負だと思っています」と逆転優勝を狙う。3番手の#20 石坂は「雨のもてぎは初めてだったので、このポジションは悔しいですね。決勝では巻き返しを図りたいです」と闘志を燃やす。4番手に沈んだランキング2位の#31上村は決勝での挽回を誓う。

プロアマクラスは#98 IKARIがトップタイムを記録するが、規定走路外走行(四輪脱輪)により当該タイム抹消になり、#25 内山がポールポジションを獲得。「決勝ではミスをせず、まずはきちんとゴールすることを目指します。それで優勝ができたら嬉しいですね」と#25内山は語る。また、アマクラスは#15 神取彦一郎がポールポジションを獲得。「決勝もウエットコンディションになるかもしれないので、無理をせず自分のペースで走りきりたいですね」と今シーズン初勝利に向けて冷静に語った。

セカンドベストタイムで決定する第8戦の予選結果は、#24 近藤がポールポジションを獲得。2番手#20 石坂、3番手は#60 小河となっている。プロアマクラスのポールポジションは#77 浜崎、アマクラスのポールポジションは第5戦と同じく#15 神取が獲得している。

第7戦の決勝レースは19⽇(⼟)16時25分スタート、第8戦は20⽇(⽇)10 時55分スタート予定で、両戦ともに12周もしくは30分間で競われる。なお、今大会は天候不順のためキャンセルとなった第4戦の代替レースも20⽇(⽇)16 時スタート(12周もしくは30分間)で開催する。なお、第4戦代替レースのスターティンググリッドは第7戦決勝中のベストラップタイム順で決定される。

2020/9/18