プレスリリースを読む

最新のプレスリリース


ポルシェカレラカップジャパン 2020 第5-6戦(富士)予選レポート

ポルシェジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社⻑:ミヒャエル・キルシュ)とポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェカレラカップジャパン 2020シリーズ第5-6戦の予選を、富士スピードウェイ(静岡県)で2020年8月1日(土)に開催しました。

天候:曇り 路面:ドライ 気温:25度 路面:29度(セッション開始時)

7月25-26日にスポーツランドSUGOで開催された第3-4戦から1週間後の8月1-2日に開催される第5-6戦の富士スピードウェイ。PCCJでは史上初の2週連続開催となる今大会、菅生での第4戦は悪天候のためキャンセルとなったためドライバー、チームの富士戦に掛ける意気込みはいつも以上に高まっていた。予選前日の7月31日(金)に行われた専有走行は、現在ランキング2位の#24 近藤翼が1分41秒634でトップタイムを記録。2番手は富士を得意とする#60 小河諒が0秒150差で着け、3番手はランキングトップの#31 上村優太がトップから0秒259差で続く。プロアマクラスは、#25 内山清士がトップタイムをマークしたが、2番手の#98 IKARIとの差は0秒011と僅差になっている。また、アマクラスはクラスランキングトップの#21 高田匠がトップタイムを記録した。

8月1日(土)予選日、朝には曇が広がっていたが、10時10分にPCCJ公式予選が始まるまでには青空となり気温は上昇していく。コースインした11台中、4周目にまずトップタイムを記録したのは#31 上村で1分42秒102。だが、5周に#24 近藤が1分41秒656をマークしてトップに立つと、翌周には1分41秒636とタイムアップ。7周目に入ると、多くの車両はピットへと向かいマシン調整およびニュータイヤへと交換し、2回目のタイムアタックに備える。残り15分頃から各車は再びコースインし、#24 近藤が記録したタイムをターゲットに走行を開始。そして残り10分を切ったところで、#60 小河が1分41秒572を記録してトップに。すると#31 上村がタイムをさらに更新して1分31秒549をマーク。#24 近藤、#31 上村、PCCJジュニアドライバーの#20 石坂瑞基が、このタイムを上回ろうとタイムアタックを繰り返すが、#60 小河のタイムを上回ることはできずに30分間の予選は終了。ポールポジションを獲得した#60 小河は、「昨年PCCJに再参戦してから初のポールポジションを獲得できました。決勝ではこのポジションを守り切ってランキング争いでも食らいついていきたいと思います」と語る。2番手の#24 近藤は「トップの小河選手、3番手の上村選手との差はコンマ数秒なので、決勝ではチャンスを見逃さずに優勝を狙っていきます」と闘志を燃やす。開幕戦からの連続ポールポジションがストップしてしまった#31 上村は「決勝はタイヤマネージメントが勝負になると思うので、レース全体の組み立てを考えて戦います」、と4連勝に向けて巻き返しを狙う。

プロアマクラスのポールポジションを獲得したのは1分42秒731を記録した#25 内山で、「気温もアップして思った以上にタイムは延びませんでしたが、ポールポジションを獲れて良かったです。決勝ではミスせず優勝を目指します」と、喜びを語る。2番手となった#98 IKARIは、「今日はうまくまとめることができず、納得いく予選結果を残せませんでした。この悔しさは決勝で晴らしたいと思います」とコメントした。
また、アマクラスは1分44秒248を記録した#21 高田匠がポールポジションを獲得。「開幕戦から続いているポール・トゥ・ウインを今回も狙って行きます」と力強く語る。

セカンドベストタイムで決定する第6戦の予選結果は、#24 近藤がポールポジションを獲得。2番手は#60 小河、3番手は#31 上村、4番手は#20 石坂となっている。プロアマクラスのポールポジションは第5戦と同じく#25 内山、アマクラスのポールポジションは第5戦と同じく#21 高田が獲得している。

第5戦の決勝レースは1⽇(⼟)14時10分スタート、第6戦は2⽇(⽇)10 時15分のスタート予定で、両戦ともに15周もしくは30分間で競われる。今大会は新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため無観客で実施されているが、決勝レースの模様はスポーツライブ配信メディア「Player!」で楽しむことができる。

2020/7/31